(裏@趣味)中華的生活「多少銭?」
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雪の断章

雪の断章 雪の断章
佐々木 丸美 (2006/12/16)
ブッキング

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佐々木丸美さん。


2005年末に、作風と同じく静かにひっそりと
亡くなられた。


彼女は寡作の作家で、30年近く前にデビューは
したものの、最初の10年くらいは作品を出して
いたが、後の20年は表舞台から消えた人。


作家活動で残した作品は20作程度。


代表作(デビュー作)の「雪の断章」
以外には「館三部作」がいい。



水に描かれた館 水に描かれた館
佐々木 丸美 (2007/02/28)
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崖の館 崖の館
佐々木 丸美 (2006/12/21)
東京創元社

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夢館 (1980年) / 佐々木 丸美





そして、他にも微妙に登場人物が関連しあう
形で
「花嫁人形」「忘れな草」
などの、名作を生み出した。


私が読んだのは中~高校生の時。
当時は図書館に彼女の作品は結構入ってて、
ほとんど全部(といっても、そもそもの作品数
が少ないのだが)読んだ。


「雪の断章」は、85年に映画にもなった。


人気絶頂(?)の斉藤由貴主演、
まだ売れてない榎木孝明、
「あんたに惚れた」世良正則が出演。


ちなみに、この映画も当時観たけど、
まあアイドル映画の範疇だった。


主題歌は斉藤由貴の「情熱」。


♪~屋根に悲しみ~乗せた 列車の~
~デッキに立ってあなた、Vサイン~
~時計の影の下で 泣きわら~いする~
~私を元気づける よ~うに~~♪



という、なかなか耳に残るメロディラインの曲


(余談だが、斉藤由貴は歌唱力はともかく、
いい歌多いぞ。30代の友人達でカラオケに行くと
この歌、唄っちゃうもんね、私)

さて、表題の「由貴の雪の断章」


簡単なストーリーは、、、


舞台は札幌。
主人公飛鳥(あすか)は5歳の孤児の少女。
里親に引き取られるが、お手伝いとして。
寒い夜中に買い物に行かされたり、
学校でお嬢様に意地悪されたり。


そんな飛鳥と、札幌の街角で偶然出会った
大学生拓也。
拓也は、寒い町で凍える少女、飛鳥に
同情し、励まし助ける。


そんなある日、飛鳥は耐え難い仕打ちを受け、
里親の家を飛び出す。


街を彷徨う飛鳥は、またしても偶然に拓也
に会う。彼女の話を聞いた拓也は、気がつくと
飛鳥に言っていた。


「僕のところに来るかい?」


そして、拓也と飛鳥の生活が始まる。
就職した拓也は、その給与で飛鳥を
養い始める。


拓也はいつも飛鳥の父親として、
静かに見守ること自分に課す。


拓也の親友史郎は、孤児を引き取った拓也
を責めつつも、「飛鳥は俺が育てる」と固い
決意の拓也を認め、妹のように飛鳥を可愛がる。


彼女の周囲の大人たちは、彼女の成長と
拓也との生活を見守る。


長年拓也の世話をしてきた、家政婦のトキは
飛鳥の母代わりになりつつも、徐々に女の
部分を飛鳥に見せていく。


どんどん美しく成長する飛鳥。
徐々に変わっていく周囲の人たち、飛鳥自身。


そんなある日、拓也と飛鳥が住むアパートで
殺人事件が起こる、、、





~~~~~~~~~~~~~~~~~~




長らく絶版になっていた、佐々木さんの作品
ですが、最近全作品が復刊したようです。


私くらいの世代の女性は、懐かしい人、
多いんじゃないかな?


中国に来てからは全く読んでませんが、来る前は
家にある「佐々木作品」をチョコチョコ読み返して
いました。



まあ、、、、、早い話が、、、、、、



初心だった頃の自分を思い出させてくれます。
(薄汚れた自分を確認させてくれます(笑))


大人になって読むと、ちょっと恥ずかしい部分も
あったりして。
(私も女の子だったんだなあ、、みたいな。いや、
今も女だけど「女の子」っていう時代の匂いがする)


彼女の作品は、孤児や生々しい殺人を織り込んでは
いるものの、でも、不幸な少女は白馬の王子様
に出会って最後は幸せになる、といった話が多い。


そして、メルヘンな部分だけでなく、
どうしようもなく悲しい現実が人を悪の
道へ走らせる、といったディープも同時に
描き出している。


しかし、基本は「優しさ」「悲しさ」


幻想的推理小説、といった感じの独特の分野。


タイトルの「雪の断章」は日本版シンデレラ、
とも言える内容ですが、
それだけではないのがミソ。


読んだことがない人は、せっかく復刊されたことも
あるので、是非手にとって見てください。


懐かしい気分になれますよ、特に女性は。



彼女の描く「男性像」は、女の子が思春期には誰もが
思う理想の男性像だったりするので、男性陣も参考
までに、、読んでみてはどうでしょう(笑)?



ということで、30代以上の方、特に女性に向けた
オタク全開記事でございました、、、、

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コメント

「雪の断章」、、映画は観たことがあるかも知れません。

音楽ははっきりと覚えています。
当時の斉藤由貴は軒並みヒットを飛ばしていました。「卒業」「情熱」、、、
その頃、彼女のベストを聞きながら開発をしていました。いや、なつかしい~。
【2007/03/06 09:36】 URL | guye #JalddpaA[ 編集]
雪の断章、って題名は記憶にあるんですけど、でも読んだことはありませんでした。機会があったら読んでみようと思います。

斎藤由貴よ言ったら、やっぱり『卒業』でしょう、時節柄(笑)
【2007/03/06 14:29】 URL | 寒河江の菅ちゃん #W6545ECQ[ 編集]
>guyeさん
斉藤由貴に楽曲を提供していたのは、一流の作詞家や作曲家ばかりですもんね。他には「白い炎」とか「悲しみよこんにちは」もいいと思います。
【2007/03/07 04:05】 URL | らん #-[ 編集]
>寒河江の菅ちゃんさん
男性が読むと、鼻白むかもしれませんが、、、(笑)。でも、その当時の自体もよく出ている話です。「卒業」名曲ですね。卒業式で泣かなかった私は、冷たい人なんだろうか、、、と悩みましたが(笑)
【2007/03/07 04:07】 URL | らん #-[ 編集]
おっと、自体じゃなくて時代でした。
【2007/03/07 04:08】 URL | らん #-[ 編集]
はじめまして、らんさん。
「雪の断章」…なつかしいの一言です。
「忘れな草」「花嫁人形」とともに今も本棚にあります。

ちょっとロマンティックでいて、悲しい。人間の醜さや残酷さをさらりと書いていた人ですね。その分、作者の苦悩は深かったのかも…。
ずっと北海道にこだわっていた方ですね。

映画も見ましたが、当時の斉藤由貴は超売れっ子のバリバリアイドルだったから、結構ハードスケジュールで大変だったのでは。

この映画のパンフがあったので、ちょっと見てみました。
監督は今は亡き相米慎二。
主題歌の作詞は松本隆、作曲は筒美京平。
映画のタイトルは「雪の断章-情熱-」 だから、主題歌が「情熱」なのね。と懐かしいことにたどり着きました。
【2007/05/05 16:14】 URL | うさぎ #-[ 編集]
>うさぎさん
懐かしいですよね~~~。パンフレットがあるなんて、すごいですね!将来値上がりするでしょうから、大事にしといてください(笑)。佐々木さんはなんだか身を削って書いている感じの方でしたよね。もっと作品を残して欲しかっただけに、残念ですよね、、、、。
【2007/05/08 00:54】 URL | らん #-[ 編集]

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